ニュースの要約
- 築100年超の元和紙原料問屋をリノベーションした「CASA stella」がオープン
- 和傘、岐阜提灯、イサム・ノグチ設計の「AKARI」を通じて岐阜の伝統工芸を発信する新たな拠点
- 職人の工房や体験プログラムも充実し、持続可能な伝統工芸産地を目指す
概要
特定非営利活動法人ORGANは、2025年3月29日(土)、岐阜市川原町エリアの築100年を超える元和紙原料問屋「松井邸」をリノベーションした新たな文化観光施設「CASA stella(カーサ・ステラ)」をオープンします。
「CASA stella」は、日本の和傘生産の7割近くを担う岐阜和傘と、お盆提灯で最も有名な岐阜提灯、世界的彫刻家イサム・ノグチが岐阜の提灯職人との協働で生み出した照明「AKARI」という三つの「光」をテーマに、伝統工芸を未来へつなぐための拠点として誕生します。
岐阜市の都市景観重要建築物に指定されている松井邸は、かつて和紙原料問屋を営んでいた歴史ある建物です。この「美濃和紙」と深いつながりを持つ歴史的建造物が、現代に息づく岐阜の伝統工芸と革新を発信する新たな拠点として生まれ変わります。
「CASA stella」には、和傘専門店「和傘CASA」や「AKARI gallery」「OZEKI 川原町gallery」などが入居し、職人の手仕事を間近で感じられる体験プログラムもあり、伝統工芸の「魅せる」「買う」「体験する」「学ぶ」「継承する」といった循環を生み出すことで、持続可能な伝統工芸の産地として岐阜の価値を高めていきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
CASA stella:美濃和紙の物語を今に受け継ぐ、岐阜和傘・岐阜提灯の新たな文化観光施設がオープンについてまとめました
今回のオープンは、築100年を超える元和紙原料問屋「松井邸」をリノベーションし、岐阜の伝統工芸を発信する新たな拠点「CASA stella」がオープンすることです。
岐阜は、長良川の水運を利用した川湊として栄え、和傘や提灯などの伝統工芸が発展してきた地域ですが、近年はその技術の継承が課題となっています。そんな中、「CASA stella」では、岐阜和傘、岐阜提灯、そしてイサム・ノグチ設計の「AKARI」をテーマに、伝統と革新が融合する新しい拠点として注目を集めています。
内部には、和傘の専門店や「AKARI」のギャラリー、提灯の歴史を紹介するスペースなど、伝統工芸を「魅せる」「買う」「体験する」「学ぶ」ことができる施設が集まっています。また、職人の工房や伝統工芸の体験プログラムも充実しており、持続可能な伝統工芸の産地を目指しています。
地域の歴史や文化を感じながら、岐阜の魅力に触れられる新しい観光スポットとして期待されますね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000128324.html














