ニュースの要約
- 株式会社UNITED PRODUCTIONSが、4月1日付で映画配給事業を新たに開始すると発表。
- 映画配給事業の責任者には、元KADOKAWA副社長の井上伸一郎氏と元KADOKAWA配給担当の鈴木さとるが就任する。
- 新たに設立する配給レーベル「KeyHolder Pictures」では、メジャー系からアート系映画まで幅広いジャンルの作品を配給する予定。
概要
株式会社UNITED PRODUCTIONSは、このたび映画配給事業を新たに開始すると発表しました。これまでコンテンツ制作に注力してきたUNITED PRODUCTIONSは、今回新たに設立する配給レーベル「KeyHolder Pictures」を通じて、映画作品の供給まで業務領域を拡大させる取り組みです。
配給事業の立ち上げにあたっては、株式会社KADOKAWAの元副社長である井上伸一郎氏がアドバイザーに、同じくKADOKAWAから経験豊富な鈴木さとるがチーフ・ディストリビューション・オフィサー(CDO)に就任しています。井上氏はこれまでプロデューサーとしても活躍し、特にホラージャンルに強みを持っており、新レーベルでも同ジャンルの作品に注力していく方針です。一方の鈴木さとるは、A24やNEONなどの新興のインディペンデント映画配給会社のように、マーケティングに裏付けられた配給戦略を展開していくとしています。
KeyHolder Picturesでは、UNITED PRODUCTIONSが得意とするバラエティコンテンツのODS(有料ライブ配信)なども展開していく他、グループ会社の株式会社「闇」とのホラージャンル作品の制作など、シナジー効果も期待されます。国内市場に留まらず、海外市場への展開も視野に入れた戦略を描いています。
編集部の感想
編集部のまとめ
映画配給事業：【(株)UNITED PRODUCTIONS】映画配給事業を開始！アドバイザーに井上伸一郎氏（元KADOKAWA副社長）、事業部CDOに鈴木さとる（元KADOKAWA）就任！についてまとめました
今回のニュースは、コンテンツ制作に強みを持つUNITED PRODUCTIONSが、新たに映画配給事業に参入する大きな転換点といえます。これまでコンテンツ制作にとどまっていた同社が、配給事業にも乗り出すことで、より一貫したエンタメ事業の展開が期待されます。
特に、映画配給の責任者に迎えた井上伸一郎氏と鈴木さとるには注目が集まります。両氏は、大手のKADOKAWAで豊富な経験を積んでおり、新レーベル「KeyHolder Pictures」の立ち上げに大きな役割を果たすことでしょう。特にホラージャンルを得意とする井上氏の参画は興味深く、同ジャンルの新しい才能の発掘にも期待が膨らみます。
また、UNITED PRODUCTIONSのグループ会社やパートナーとの連携も注目されます。コンテンツ制作で培った強みを生かしつつ、配給の力も発揮することで、多様な作品を世に送り出していくことが期待できます。さらには海外展開にも意欲的で、日本発の次世代エンタメが世界を席巻することを期待したいですね。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000120887.html
