ニュースの要約
- SHIFT80は、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭のサテライトプログラムKG+に出展し、ケニア・ナイロビのキベラスラムに暮らす若者たちの日常を捉えた写真展を開催する。
- 展示会場の京都大学吉田寮ビリヤード室で、写真を通じて被写体の若者たちと直接対話できるユニークな体験を提供する。
- オープニングイベントでは、ケニアからゲストを招いたトークイベントを開催し、キベラスラムの現状や希望の物語を紹介する。
概要
株式会社こたつが運営するエシカル・クリエイティブ・コレクティブ「SHIFT80(シフトエイティ)」は、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭のサテライトプログラム「KG+」に出展し、ケニア・ナイロビのキベラスラムに暮らす若者たちの日常を捉えた写真展を開催する。
本展示「私たちの暮らしにようこそ。さあ、対話しましょう。」では、これまで活動をともにしてきたキベラスラムの若者たちの生活を捉えた作品を展示する。スラムと聞くと「貧困」「絶望」といったイメージを抱きがちだが、実際には驚くほどの創造性とエネルギーが満ち溢れている。彼らは限られた資源の中で廃材を活用し、鮮やかな色彩で住居を装飾し、独自の生活空間を創造している。
本展示の最大の特徴は、「写真を”見る”だけでなく、被写体と”話せる”」というユニークな体験ができる点だ。写真を見た後、その被写体本人に質問することで、写真の背景にある彼らの生活や想いを直接聞くことができる。
また、展示空間の演出も特徴の一つで、京都大学吉田寮の歴史と混沌に満ちた空間に、キベラスラムのリアルな生活風景が浮かび上がることで、まるで別の世界に入り込んだような没入感を生み出す。
オープニングイベントでは、ケニアからゲストを招いたトークイベントを開催し、「絶望から希望を生み出す~キベラスラムと共に歩んだ30年~」や「対談「キベラスラムの生と死」~闇の中に際立つ光~」といったテーマで、スラムに暮らす若者たちの現状と希望の物語を紹介する。
編集部の感想
編集部のまとめ
SHIFT80:KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭のサテライトプログラムKG+で写真展を開催。ケニアの巨大スラム、キベラのリアルを伝えるについてまとめました
今回のプレスリリースは、SHIFT80がKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭のサテライトプログラムKG+に出展し、ケニア・ナイロビのキベラスラムに暮らす若者たちの日常を捉えた写真展を開催する内容です。
スラムと聞くと、私たちは「貧困」「絶望」といったイメージを持ちがちですが、実際にはキベラスラムの若者たちの中には、驚くほどの創造性とエネルギーが満ち溢れていることがわかります。廃材を活用しながら、彼らは独自の生活空間を創造しているのです。
また、本展示の特徴は、単に写真を「見る」だけではなく、被写体となった若者たちと直接「話せる」ということ。写真の背景にある彼らの想いや生活を、生の声から学ぶことができる貴重な機会となりそうです。
さらに、ケニアからゲストを招いたトークイベントも開催されるなど、キベラスラムの現状と希望の物語を、多角的に伝えようという試みがなされています。
このように、SHIFT80の取り組みは、遠く離れた場所のリアルを体感できる、ユニークな写真展となりそうです。「貧困」というイメージにとらわれることなく、新しい視点から社会課題に向き合う機会を提供してくれるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000036326.html