ニュースの要約
- 株式会社朝日新聞社と一般社団法人全日本合唱連盟が、詩人谷川俊太郎さんをしのぶ合唱プロジェクトを始動
- 6人の人気作曲家が谷川さんの作品から各1曲を選んで書き下ろし、2026年3月に東京で初演コンサートを開催
- 既存の谷川さん作品による合唱曲も演奏し、谷川さんの人と業績を振り返る
概要
株式会社朝日新聞社と一般社団法人全日本合唱連盟は、詩人の谷川俊太郎さんが昨年11月に亡くなったことを受けて、「どこからか言葉が」と題した合唱プロジェクトを始動します。
谷川さんの作品から6人の人気作曲家が各1曲ずつを選び、新しい合唱曲を書き下ろします。
これらの書き下ろし曲と、既存の谷川さんの作品を合唱曲化したものを合わせて、2026年3月22日に東京・文京シビックホールでコンサートを開催する予定です。
谷川さんは2016年から生前の昨年11月まで、朝日新聞の連載「どこからか言葉が」で新しい詩を発表し続けていました。今回の企画では、それ以前の朝日新聞掲載作品も含めた作品の中から、合唱連盟と朝日新聞社が委嘱した作曲家たちが自ら詩を選び、曲を付けます。
コンサートでは詩の朗読なども交えながら、谷川さんの人と業績を振り返る予定です。
作曲するのは混声合唱曲が新実徳英さんと信長貴富さん、男声が木下牧子さん、女声が瑞慶覧尚子さんと面川倫一さん、児童合唱曲が松本望さんです。9月末までに作曲し、来年3月のコンサートで初演されます。
編集部の感想
編集部のまとめ
合唱プロジェクト：谷川俊太郎さんをしのぶ合唱プロジェクト始動についてまとめました
多くの人々に愛された詩人・谷川俊太郎さんを偲ぶ合唱プロジェクトが始動することは、文学ファンにとってうれしいニュースですね。
谷川さんの作品からそれぞれの作曲家が1曲ずつ新曲を書き下ろすというユニークな試みは、谷川さんの詩世界をさまざまな音楽的解釈で表現するチャンスとなります。
既存の谷川さん作品の合唱曲とともに披露されるコンサートでは、詩の朗読を交えながら、谷川さんの人と業績を振り返ることができ、谷川さんの遺産を次世代につなげていく良い機会になるでしょう。
2026年3月の初演を心待ちにしつつ、新作曲家たちの創造性に期待が高まります。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001812.000009214.html
