ニュースの要約
- 大学生の76%が「卒業旅行に行く」と回答
- 大学生の6割以上が海外旅行に行く
- 大学生の69%が物価高の影響を受けており、2割が国内旅行に変更した
概要
株式会社RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』が、最新のZ世代調査として「卒業旅行」をテーマにした調査レポートを発表しました。
調査の結果、現役大学生の76%が「卒業旅行に行く」と回答しました。卒業旅行に行く学生のうち、47%が1回、21%が2回、5%が3回、3%が4回以上行くと回答しています。
また、「卒業旅行」の行き先については、43%が国外のみ、36%が国内のみ、21%が国外国内両方に行くと回答しており、現役大学生の6割以上が海外旅行に行くことがわかりました。
しかし、海外の物価高の影響により、69%の現役大学生が卒業旅行に困っていると回答しました。実際に71%の学生が「安いプランで海外に行く」「海外を国内旅行に変更する」「旅行をやめる」などの対応をしているという結果が明らかになりました。
編集部の感想
編集部のまとめ
RECCOO:Z世代の76%が「卒業旅行に行く」、一方で2割が「物価高で国内旅行に変更した」についてまとめました
今回の調査から浮かび上がったのは、Z世代の大学生の卒業旅行に対する意識の二面性です。76%もの学生が卒業旅行に行くと答えており、学生たちのこの時期への期待感が強いことがうかがえます。一方で、6割以上が海外旅行を選ぶものの、物価高の影響で実際には7割近くが何らかの変更を余儀なくされています。
大学生活の集大成ともいえる卒業旅行を、できるだけ思い通りに楽しみたいというZ世代の思いと、現実的な経済状況のはざまで苦しんでいる様子が浮き彫りになったと言えるでしょう。
卒業旅行は、新社会人としての第一歩を踏み出す大学生にとって大切な思い出となる時期です。こうした学生たちのニーズに寄り添い、支援していくことが企業に求められているのかもしれません。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000168.000033607.html