ニュースの要約
- ベトナムのフードテック企業Capichiとモビリティサービス企業GSMが提携し、電動バイクを活用したフードデリバリーサービスを推進
- 両社のサービスを連携させることで、迅速な配送、リアルタイムの注文追跡、環境配慮型のサービスを実現
- この取り組みは、持続可能な都市生活を目指す先駆的な事例として注目されている
概要
ベトナムのフードテック企業であるCapichi Việt Nam Co.,Ltd.(以下、Capichi)と、電気モビリティサービスを展開するGreen and Smart Mobility Joint Stock Company(以下、GSM)は、サービスを統合する戦略的パートナーシップを締結しました。
Capichiはハイエンドのフードデリバリーアプリとレストランテーブル予約プラットフォームで知られており、現在ベトナム国内で20万人以上のユーザーと2,000店舗以上のレストランパートナーを擁しています。一方、GSMは世界初の完全電動モビリティプラットフォーム「Xanh SM」を運営しています。
両社は今回の提携により、CapichiのフードデリバリープラットフォームとGSMの配達機能を統合し、キッチンからお客様まで一気通貫でつなぐエコシステムを実現します。Capichiで注文が確定すると同時に、GSMのドライバーが即座にリクエストされ、最寄りの空きドライバーが選択されてレストランへ向かいます。ライブトラッキングにより配達中の位置情報もリアルタイムで確認できます。
この統合サービスはすべて100%電動車両で行われるため、環境にも配慮したものとなっています。Capichiは配達エリアの急速な拡大や安定したサービス品質の確保、GSMは新たな収益源の獲得などのメリットを享受できると期待されています。
編集部の感想
編集部のまとめ
電動バイク配達サービスCapichi:ベトナムCapichiとGreen and Smart Mobility(GSM)が業務提携を締結。持続可能なフードデリバリーを推進についてまとめました
今回のCapichiとGSMの提携は、フードテックプラットフォームと電気モビリティプロバイダーの協業による先進的な取り組みです。両社が持つ強みを掛け合わせることで、迅速な配達、リアルタイムの注文追跡、完全電動化による環境負荷の低減など、ユーザーにとって魅力的なサービスを実現しています。
この取り組みは、単なるビジネスアライアンスにとどまらず、「持続可能な近未来型都市生活」というビジョンを共有する両社の意思表示でもあります。今後、フードデリバリーとEVサービスの連携が他社にも広がっていく可能性があり、注目を集めるでしょう。編集部としても、この新たな統合サービスの成長と、ベトナムのデジタル経済・インフラ整備への影響を追っていきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000088989.html













