ニュースの要約
- パナソニック エナジーが地熱発電のオフサイトコーポレートPPAを導入
- 国内使用電力の自社再エネ自給率を約30%まで向上させる
- 年間約50,000トンのCO2削減効果を実現する
概要
パナソニック エナジー株式会社は、小売電気事業者のパナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社を通じて、九電みらいエナジー株式会社とオフサイトコーポレートPPA契約を締結し、2025年4月1日から地熱発電由来の再生エネルギー電力の導入を開始します。
年間で約50 GWhを受電する見込みであり、これにより年間約22,000トンのCO2削減効果を実現します。
パナソニック エナジーは、これまでの拠点内の太陽光発電や太陽光発電のオフサイトコーポレートPPA、陸上風力のオフサイトコーポレートPPAに加えて、今回の地熱発電の導入により、国内使用電力における自社再エネ自給率を約15%から約30%まで向上させることができます。
これは、約56平方キロメートル(甲子園球場約4,300個分)の森林の年間CO2吸収量に相当する大きな効果です。
パナソニック エナジーは2030年度までにグローバル全工場でのCO2ゼロ工場達成を目指しており、今後も再エネ導入の拡大など脱炭素化を一段と加速し、環境への負荷を低減することで持続可能な社会の実現に貢献していきます。
編集部の感想
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再エネ自給率が大幅に向上するのは、環境にとってとてもいいニュースですね。
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地熱発電の導入はユニークで、天候に左右されにくい安定した発電が期待できそうです。
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パナソニック エナジーのCO2ゼロ工場達成に向けた明確な目標設定と、その実現に向けた着実な取り組みが感じられます。
編集部のまとめ
パナソニック エナジー：地熱発電のオフサイトコーポレートPPAを導入 ～国内使用電力の自社再エネ自給率を30％まで向上させ、脱炭素化の取り組みを加速～についてまとめました
パナソニック エナジーによる地熱発電のオフサイトコーポレートPPA導入は、同社の脱炭素化への取り組みが一層加速することを示すニュースといえます。
自社再エネ自給率を15%から約30%まで引き上げられることで、CO2排出削減効果は年間約50,000トンにも及びます。これは約56平方キロメートルの森林の年間吸収量に相当する大きな効果といえるでしょう。
特に地熱発電は、天候に左右されにくい安定した発電が可能であり、再エネ電源の中でも重要な位置付けにあります。パナソニック エナジーが地熱発電を活用することで、自社の脱炭素化をさらに推進していく考えが示されています。
同社は2030年度までのカーボンフットプリント半減や、全工場でのCO2ゼロ工場達成など、明確な目標を掲げ、着実に実行に移しています。今回の地熱発電導入もその一環であり、脱炭素化をけん引する企業としての姿勢が印象的です。今後のさらなる取り組みにも期待が高まりますね。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006203.000003442.html
