ニュースの要約
- 全国の20代~60代の男女500人を対象に行ったアンケートによると、過半数が「戸建てのマイホーム」を希望する結果となった。
- 男女差では、男性は戸建てを、女性はマンションを好む傾向があることがわかった。
- 若年層ほど賃貸志向が強く、子育て世帯の6割以上が戸建てを希望していることが明らかになった。
概要
アフィリエイトプラットフォーム「afb（アフィビー）」の運営企業・株式会社フォーイットは、全国の20代~60代の男女500人を対象に、将来の住まいに関するアンケート調査を実施しました。
その結果、過半数の54.8%が「戸建てのマイホーム」を希望しているという興味深い結果が明らかになりました。次いで「マンションの賃貸」が21.0%、「マンションのマイホーム」が18.4%と続きます。
年代別の特徴としては、若年層ほど賃貸志向が強く、20代では44.0%が戸建てを希望するのに対し、60代では65.0%と年齢が高くなるほど戸建て志向が高まる傾向が確認できました。これは、かつては一定の収入が得られれば当然マイホームを持つという価値観が一般的だったことが影響しているものと推察されます。
また、子育て世帯では6割以上が戸建てを選択していますが、子どものいない世帯では「マンションの賃貸」を選ぶ人が30%近くに上っているなど、子どもの有無によっても住まいの選好に差が見られました。子どもの声や物音の問題などから、子育て世帯では戸建てを好む傾向があるものと考えられます。
さらに、男女別では、「戸建てのマイホーム」を選んだ方は男性が約10%多く、「マンションの賃貸」もしくは「マンションのマイホーム」を選んだ女性は男性より約10%多いことが明らかになりました。マンションの場合はオートロックなどセキュリティ面で安心感があり、女性に人気があるのかもしれません。
編集部の感想
編集部のまとめ
マイホーム選び：年代によりマンションと戸建ての選好に差が出る結果についてまとめました
今回の調査結果からは、マイホーム選びにおいて年代や性別、子どもの有無などによって大きな差があることが分かりました。
戸建てとマンションの選好については、一般的にはライフスタイルの変化や経済的な事情から、若年層ほど賃貸志向が強まる傾向にあるようです。ただし、子育て世帯を中心に戸建てを好む方が依然として多いのも事実です。これは、戸建てならではの広さや静かな環境が子どもの育ちにとって良いと考えられているためだと推察されます。
また、男女差も興味深い点ですが、マンションのセキュリティ面での安心感から、女性の方がマンション志向が強いのかもしれません。
こうした個人の事情によるマイホーム選好の違いは、これからの住宅市場の動向を考える上で重要な示唆となるでしょう。若年層や単身世帯、子育て世帯などの需要の変化を捉えて、それぞれのニーズに合った住宅供給を行っていくことが求められています。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000434.000018246.html
