ニュースの要約
- 大型赤外線レンズの製造技術を開発
- セキュリティと自動運転の分野で活用できるブレークスルー
- 京都府の助成事業を活用し、技術的課題を克服
概要
株式会社東海エンジニアリングサービスは、セキュリティ・監視システムや自動運転技術に不可欠な大型赤外線レンズの画期的な製造技術を開発しました。
従来は技術的限界とされてきた直径40mm以上のカルコゲナイドガラスレンズの割れを防ぐ成形条件と専用装置の開発に成功し、赤外線光学デバイスの性能向上と量産化への道を開きました。
この技術的突破は、3年目の若手エンジニアの挑戦とTESの革新的な企業文化から生まれたものです。顧客価値創造に全力でサポートする企業風土が、この大型赤外線レンズの量産製造技術の実現を後押ししました。
開発チームは現在、レンズ表面品質の向上に向けて取り組んでおり、4月23日~25日に開催される光学業界最大の展示会「OPIE’25」でその成果を披露します。
編集部の感想
編集部のまとめ
大型赤外線レンズの量産製造技術を開発:株式会社東海エンジニアリングサービス、技術革新でセキュリティと自動運転の未来を支えるについてまとめました
株式会社東海エンジニアリングサービスが開発した大型赤外線レンズの量産製造技術は、これまでの技術的限界を突破するものです。カルコゲナイドガラスの難しい成形条件に取り組み、専用装置の開発にも成功したことは高く評価できます。
この技術革新によって、セキュリティや自動運転分野での光学機器の性能向上と量産化が期待できます。特に、大型レンズの実現は、より高精度なセンシング機能の実現につながるでしょう。
加えて、若手エンジニアの挑戦心と、企業が技術力向上に全面的に取り組む姿勢にも注目が集まっています。このような企業文化が、画期的な技術を生み出す原動力となっているのは興味深い点です。
TESの今回の成果は、光学業界の発展に大きな影響を与えることでしょう。今後の更なる進化にも期待が寄せられています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000156577.html