ニュースの要約
- DFA Roboticsとビーキャップが東京慈恵会医科大学附属柏病院に運搬ロボット「W3」を導入
- ロボットが検体・薬剤の運搬を代替することで、スタッフの負担を大幅に軽減
- 実証実験では、看護補助スタッフの運搬回数と移動時間が半減
概要
DFA Roboticsとビーキャップは、東京慈恵会医科大学附属柏病院に運搬ロボット「KEENON W3」を導入しました。
ロボットが検体や薬剤の運搬を代替することで、看護補助スタッフの移動回数と時間を半減させることに成功しました。
実証実験の結果、2階の検体・薬剤搬送をロボットが行うことで、看護補助スタッフの運搬回数が1日あたり9.5回から4.8回に、平均移動時間も9分39秒から4分57秒と大幅に削減されました。
ロボットが間接業務を代替することで、看護師や看護補助スタッフは本来のケア業務に専念でき、少ない人数でも質の高い医療を提供できる環境が実現しました。
DFA Roboticsは今後も、病院内の運搬や清掃などの間接業務をロボットで代替することで、医療機関における人手不足の解消と生産性の向上を支援していきます。
また、ビーキャップの位置情報サービス「Beacapp Here」を活用し、医療従事者の院内移動情報を分析しながら、ロボットの導入効果を可視化していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
W3：DFA Roboticsとビーキャップ、「東京慈恵会医科大学附属柏病院」で運搬ロボット「W3」の提供を開始 ロボットが検体・薬剤運搬を代替し、スタッフの負担を大幅に軽減についてまとめました
DFA Roboticsとビーキャップの取り組みは、医療現場における人手不足の課題解決に大きな可能性を秘めています。
実証実験の結果、ロボットが検体や薬剤の運搬を代替することで、看護補助スタッフの移動回数と時間が半減したことは、医療の質向上につながる大きな成果だと言えます。
今後、DFA Roboticsは他の医療機関への「W3」の導入を進めていくほか、ビーキャップの位置情報サービスを活用し、ロボットの活用効果を詳細に分析していく計画です。
医療の現場においてロボット技術が生かされ、スタッフの負担軽減と患者サービスの向上につながることを期待したいですね。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000028572.html
