この記事の要点
- 世界の売上上位は中国発の作品が強く、2026年上半期は『Honor of Kings』『Whiteout Survival』『Last War』が上位を占めたとされています
- 2026年6月の世界のモバイルゲーム消費額は約61億ドルで、前月比では約7%減でした
- 地域別のシェアはアメリカが約30%、日本が約12%と、日本は世界有数の大きな市場です
- 上位はストラテジー・対戦シューティング・パズルなど、ジャンルが分かれています
- この記事では日本のApp Storeで遊べる7作品を、ジャンルと向いている人別に紹介します
世界のスマホゲーム売上ランキングの全体像
売上ランキングは「いま世界で多くの人が遊び、長く楽しんでいるゲーム」を知る近道です。ダウンロード数ではなく、課金額の合計で並ぶため、遊び続けたくなる仕組みが整った作品が上位に集まります。
世界のモバイルゲーム市場は、2026年に入っても大きな規模を保っています。2026年6月のApp StoreとGoogle Playを合わせた世界の消費額は約61億ドルで、前月からは約7%の減少でした。季節要因や大型イベントの有無で毎月の数字は上下しますが、市場全体としては安定して高い水準にあります。
地域別に見ると、アメリカが収益シェアの約30%でトップ、続いて中国(iOSのみの集計)が約15.7%、日本が約12.1%でした。人口の規模を考えると、日本は1人あたりの課金額が高い市場といえます。海外の人気作が日本語対応やコラボで力を入れるのも、この市場の大きさが理由です。
上位に入る作品の顔ぶれを見ると、次のような傾向があります。
- ストラテジー(4X・戦争系):長く遊べる育成と同盟要素で、1人あたりの課金額が大きい
- 対戦系・MOBA:世界中にプレイヤーがいて、シーズンごとの盛り上がりが強い
- カジュアル・パズル:短い時間で遊べ、幅広い年齢層が参加している
- ソーシャル系:ボードゲームやイベントを友達と競う形で継続率が高い
2026年の売上上位の動き
年間の累計で見ると、上位はほぼ固定メンバー。ただし月ごとの順位入れ替えは活発です。
2026年上半期の世界売上は、中国のパブリッシャーが上位3作品を占めたとされています。首位は『Honor of Kings』で、およそ11億ドル前後の規模と報じられました。2位が『Whiteout Survival』、3位が『Last War』という並びです。年初から8月までの累計でも、『Honor of Kings』が25億ドル超で先頭に立ち、『PUBG MOBILE』が約20億ドルで続いているという集計があります。
月別では、2026年3月の世界ランキングで1位が『Last War』、2位が『Honor of Kings』、3位が『Whiteout Survival』と、上位3作品が入れ替わりながら競り合っていました。2025年1月から2026年7月までの累計では、『Last War』が約24.4億ドル、『Honor of Kings』が約23.0億ドル、『Whiteout Survival』が約22.4億ドルと、数字が非常に近いのも特徴です。
なお、集計の会社や対象期間、広告収入を含むかどうかで数字は変わります。ここで挙げた金額はアプリ内課金の概算として、順位の目安にしてください。
| 作品名 | ジャンル | 向いている人 |
|---|---|---|
| Last War:Survival Game | ストラテジー | 同盟で協力して育てたい人 |
| Whiteout Survival | サバイバル系ストラテジー | 街づくりが好きな人 |
| PUBG MOBILE | バトルロイヤル | 対戦で腕を磨きたい人 |
| Royal Match | パズル | スキマ時間で遊びたい人 |
| Monopoly GO! | ボードゲーム系 | 友達と競いたい人 |
| Candy Crush Saga | パズル | 定番のパズルを遊びたい人 |
| Pokémon Trading Card Game Pocket | カードゲーム | 集めて対戦したい人 |
売上ランキング上位の人気作7選
ここからは、世界の売上上位にたびたび登場し、日本のApp Storeで遊べる7作品を紹介します。
なお、売上首位の常連である『Honor of Kings』は、提供地域や配信状況が時期によって変わることがあるため、ここでは紹介の対象から外しました。遊びたい場合は、ストアで配信状況を確認してください。
Last War:Survival Game
2025年から2026年にかけて、世界の売上ランキングで首位争いを続けているサバイバル系ストラテジーです。基地を育て、部隊を強化し、同盟の仲間と協力してほかのプレイヤーと競います。2026年3月の月間ランキングでは1位に入りました。
ゲームの流れは、資源を集めて施設を建て、英雄や部隊を育てるという王道の4X型です。ミニゲーム風の演出が随所にあり、最初の数十分でルールを覚えやすいのが強みです。同盟に入ると、贈り物や防衛支援などで進行が楽になります。
向いているのは、じっくり育てる遊びが好きな人や、仲間とコツコツ協力したい人です。毎日短い時間でも進められる作りなので、通勤・通学の合間にも合います。
Whiteout Survival
極寒の世界で街を復興させるサバイバル系ストラテジーです。世界売上では2026年上半期の2位に入り、月別の成長ランキングでも上位に顔を出しました。
暖房の確保、食料の調達、住民の管理といった街づくりの要素が強く、戦闘だけでなく運営を考える楽しさがあります。英雄を集めて編成を工夫し、ほかの街と競う流れも用意されています。
雪景色の世界観やキャラクターの雰囲気がやわらかく、ストラテジーが初めての人にも入りやすい印象です。「箱庭を育てるのが好き」という人におすすめできます。
PUBG MOBILE
世界中で遊ばれているバトルロイヤル型のシューティングです。年初から8月までの累計で約20億ドル規模と集計され、売上ランキングでも長く上位を維持しています。
広いマップに多数のプレイヤーが降り立ち、武器を拾いながら最後の1人(1チーム)を目指します。毎試合の展開が変わるので、何度遊んでも飽きにくい点が魅力です。友達とチームを組む遊び方もでき、ボイスチャットで盛り上がる人も多いです。
シーズンごとのイベントやコラボも活発で、遊び続けるほど選べる楽しみが増えます。対戦で上達を実感したい人に向いています。
Royal Match
世界の売上ランキングで、パズル系の代表として上位に入るマッチ3パズルです。同じ色のブロックをそろえて消し、ステージを進めていきます。
1ステージが短く、数分のスキマ時間で遊べるのが大きな特徴です。城の部屋を修復していくストーリー要素や、チームでの協力イベントがあり、パズルを解く達成感と進行の楽しさが両立しています。
操作はスワイプ中心で、ゲームに慣れていない人でも扱いやすい作りです。ライトに遊びたい人の入口としておすすめです。
Monopoly GO!
おなじみのボードゲームをスマホ向けに作り替えたソーシャル系ボードゲームです。サイコロを振って進み、土地や建物を整えていきます。
ほかのプレイヤーの盤面に「訪問」したり、イベントで協力したりと、友達とのやり取りが遊びの中心にあります。サイコロを振る、ボードを完成させるというシンプルな流れで、ルールの説明を読まなくても遊び始められます。
短い操作の繰り返しが心地よく、手軽にコレクションを進めたい人に合います。
Candy Crush Saga
長年にわたって世界中で親しまれている定番のマッチ3パズルです。カラフルなキャンディをそろえて消し、目標を達成してステージを進めます。
ステージごとにルールや目標が変わるため、単調になりにくい設計です。ゲームの遊び方がひと目でわかり、世代を問わず遊ばれています。長く続く人気作で、ランキングでも上位の常連です。
難しいステージに挑戦する緊張感と、クリアしたときの達成感を気軽に味わいたい人に向いています。
Pokémon Trading Card Game Pocket
日本でも週間ランキングの首位に立つ週があるなど、国内で特に人気の高いデジタルカードゲームです。カードのパックを開いて集め、デッキを組んで対戦します。
毎日のパック開封や、カードを眺めて楽しむコレクション要素が魅力です。対戦のルールは、リアルのカードゲームより簡単に整理されており、はじめての人にも遊びやすくなっています。
集める楽しさと対戦の駆け引きを両方味わいたい人におすすめです。ゲームを通じて、家族や友達とカードの話題で盛り上がることもできます。
売上ランキングを見るときのポイント
ランキングの数字は目安です。集計する会社や対象範囲で値が変わるため、複数の数字を見比べるのがコツです。
売上ランキングを読むときは、次の3点を押さえると理解しやすくなります。
- 対象ストアの範囲:App StoreとGoogle Playの両方か、片方だけか。中国のAndroidは集計に含まれないことも多いです
- 期間:月間・半期・累計で顔ぶれが変わります。大型イベントのある月は順位が動きます
- 課金の種類:アプリ内課金のみで、広告収入や他社ストアでの売上は含まれないことがあります
日本のランキングと世界のランキングも見比べてみてください。日本ではカードゲームやキャラクター系の作品が強く、世界では戦争系ストラテジーや対戦系が強い、といった違いがあります。その違いを知ると、次に遊ぶゲームを選ぶヒントになります。
自分に合うゲームの選び方
売上が高い=自分に合う、とは限りません。遊べる時間とジャンルの好みで選ぶと失敗しにくいです。
- 毎日少しずつ遊びたい:Royal Match、Candy Crush Saga、Monopoly GO!のように、1回が短い作品
- 仲間と協力したい:Last War:Survival Game、Whiteout Survivalなど、同盟のあるストラテジー
- 対戦で腕を試したい:PUBG MOBILEのような対戦系
- 集める楽しさがほしい:Pokémon Trading Card Game Pocketのようなカードゲーム
どの作品も基本プレイは無料で始められます。まずは無課金で数日遊び、続けられそうかを確認してから、必要に応じて課金を考えるのがおすすめです。課金する場合は、月の上限をあらかじめ決めておくと安心です。
また、ストラテジー系は同盟のメンバーや時間帯で進めやすさが変わります。ログインの時間を固定するなど、自分の生活に組み込みやすい形を見つけると、長く楽しめます。
2026年後半の注目ポイント
年末にかけては、大型イベントとコラボで順位が動きやすい時期です。
秋から冬にかけて、各作品は季節イベントやシーズン更新を打ち出します。ストラテジー系は新しい英雄やシーズン制の追加、対戦系は新マップやコラボ、パズル系は期間限定のイベントが定番です。ランキングも、その動きに合わせて入れ替わります。
2026年6月の消費額は前月比で減りましたが、年後半は新作の投入や年末商戦で持ち直すことが期待されます。順位の変動を月ごとにチェックすると、今どのゲームが勢いに乗っているかが見えてきます。
気になる作品を見つけたら、ストアのレビューやアップデート情報を見て、最新の対応状況を確認してから始めてみてください。
まとめ
世界のスマホゲーム売上は、2026年も中国発のストラテジーと対戦系が中心で、パズルやソーシャル系が続く構図です。数字は集計によって変わりますが、上位は入れ替わりながらも顔ぶれは安定しています。今回紹介した7作品は、ジャンルも遊び方もそれぞれ違うので、自分の好みや生活リズムに合わせて選んでみてください。
世界のスマホゲーム売上ランキング7選|今遊んで楽しい人気作をまとめました
ストラテジーで仲間と育てる、対戦で腕を磨く、パズルでスキマ時間を楽しむ、カードを集める。売上上位の作品には、それぞれ長く遊べる理由があります。まずは気になる1本を、無課金でゆっくり試してみてください。
2026年9月20日更新

















