ニュースの要約
- 漫画家ちばてつやが、漫画『あしたのジョー』と越前和紙の融合展を開催
- 長年の漫画家としての功績を評価され、文化勲章を受章
- 版画作品販売と「和紙と漫画」の文化保存活動を行う
概要
長年日本の漫画界を支え、「漫画を娯楽から「文化」へと築き上げた」ちばてつや氏が、自身の代表作である『あしたのジョー』を、伝統の越前和紙で表現した版画展を開催します。
本展では、『あしたのジョー』の名シーンをはじめとする様々な作品の版画を、ちば氏の直筆サイン入りで数量限定で発売します。また、和紙の技術継承の危機に危機感を感じていたちば氏が、「『和紙と漫画』の文化と保存を考える会」に賛同したことがきっかけとなり、漫画とわが国の伝統文化を融合させた作品が誕生しました。
版画の素材には1000年の歴史を持つ越前和紙を使用し、作品には「毛筆の直筆サイン&落款」が施されることで、ちば氏の思いが込められ、まさに新たな芸術作品として生まれ変わります。会期中には先着30名様に、お客様のお名前を入れた「ちばてつや氏直筆サイン入り色紙」がプレゼントされるなど、ファンにも心強いサービスが用意されています。
編集部の感想
編集部のまとめ
漫画『あしたのジョー』と『越前和紙』の融合:漫画家 ちばてつやが漫画文化と越前和紙の保存活動に取り組む。3月19日(水)~日本橋三越本店で開催についてまとめました
今回のプレスリリースは、長年にわたり漫画界を牽引してきた ちばてつや氏の功績を称えつつ、彼の手による漫画『あしたのジョー』と日本の伝統工芸・越前和紙との融合を紹介するものでした。
ちば氏は、文化勲章を受章するなど、漫画を単なる娯楽から「文化」にまで高めた功績が認められていますが、一方で漫画原画の劣化や伝統工芸の後継者不足などの課題にも危機感を抱いていたようです。
そんな中、ちば氏が中心となって進める「『和紙と漫画』の文化と保存を考える会」の取り組みは、時代とともに変化する文化的価値の保護と、次世代への継承という大変重要な取り組みだと捉えることができます。
今回の展示会では、まさにその取り組みの集大成とも言える、漫画と日本の伝統工芸が見事に融合した作品が登場します。ちば氏の直筆サインが施された、希少価値の高い版画作品は、ファンにとっても魅力的なアイテムになるでしょう。
このように、時代とともに変化する文化の中で、その価値を見出し次世代に引き継ぐという取り組みは、これからの日本文化を考える上で極めて重要だと感じました。
参照元:>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000104281.html














