ニュースの要約
- AWSが日本に新設するデータセンターの建設で、従来型と比べ64%エンボディドカーボンが少ない低炭素型コンクリートの採用を開始
- バイオ炭や革新的コンクリートの採用など、Amazonは自社インフラのエンボディドカーボン削減に取り組んでいる
- AWSは2024年から世界でデータセンターを新設する際にエンボディドカーボンが35%低いコンクリートを使用することを義務付け
概要
Amazonの関連会社であるAWSが、日本に新設するデータセンターの建設において、従来型と比較してエンボディドカーボン(*2)が64%少ない低炭素型コンクリートの採用を開始しました。
AWSは過去10年以上にわたり、日本のデジタルトランスフォーメーションを支援するため、持続可能性に重点を置いて日本のクラウドインフラの拡大に投資を行ってきました。具体的には、クラウドインフラの運営におけるエネルギー効率の向上、先進的な冷却技術の採用、建設における低炭素型コンクリートの使用、再生可能エネルギーへの投資など、環境に配慮したデータセンターの設計と建設に取り組んでいます。
AWSは2024年から世界でデータセンターを新設する際、エンボディドカーボンが業界標準よりも35%低いコンクリートを使用することを必須としています。これには、株式会社竹中工務店、清水建設株式会社、株式会社大林組といった建設会社と協力し、ECMコンクリートやバイオ炭、クリーンクリートといった革新的なコンクリート技術の採用が含まれています。このように、AWSはサプライチェーン全体と連携して、環境に配慮したデータセンターの建設に取り組んでいます。
編集部の感想
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AWSのこうした取り組みは、SDGs達成に向けた具体的な一歩として評価できるね。建設業界全体の脱炭素化を牽引していくことが期待できそう。
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低炭素型コンクリートの採用は、単なるイメージアップだけでなく、実際の温室効果ガス削減にもつながると良い。業界標準を上回る35%削減は大きな成果だと思う。
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他の建設会社との協力も印象的。サプライチェーン全体での連携は、脱炭素化を進める上で重要だと感じた。
編集部のまとめ
AWS:日本に新設するデータセンターの建設に低炭素型コンクリートの採用を開始についてまとめました
AWSが日本に新設するデータセンターの建設において、従来型と比べてエンボディドカーボンを64%削減できる低炭素型コンクリートの採用を開始したことは、大変注目に値する取り組みだと思います。
AWSは、建築物におけるエンボディドカーボンが全体の11%を占めるという現状を踏まえ、コンクリートの脱炭素化に積極的に取り組んでいます。特に、革新的なコンクリート技術の活用や、サプライチェーン全体での協力体制の構築など、環境配慮型の建設に向けて様々な取り組みを行っています。
このようなAWSの取り組みは、単にデータセンターの建設にとどまらず、建設業界全体の脱炭素化を後押しするものと期待できます。今後も、AWSの持続可能なインフラ整備の取り組みに注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001982.000004612.html














